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「働きすぎだ」「残業代が出ない」などをはじめとして、労働現場には矛盾がうずまいています。納得できないことがたくさんありますね。仲間同士でグチをこぼすこともあるでしょう。これまでの話からもご理解いただけると思いますが、こうした問題を解決するためには、内輪でブツブツ言っているだけでは何にもなりません。現場の不満や疑問をキチンと使用者側に伝えることが大切です。そうしなければ会社の都合ばかりが強調され、働く者に過度の負担が強いられることになります。その結果、過労死や過労自殺、うつ病などが多発しているのです。これらを改善するために立ち上がることは、大きく見れば日本の社会全体に影響し、さまざまな現場でつらい思いをしている労働者を救済することにもつながるのです。 過労死で夫や子供などを亡くした遺族の気持ちはどんなものでしょうか。「仕事、仕事」と言って働きつづけ、過労死した父親に中学生の娘は問いました。「お父さん、命よりも大切な仕事って何ですか?」もう、こんな悲しいことを繰り返させてはなりません。そのためには自分がキッカケをつくることです。大それたことでなくてもいいのです。職場での問題点を見逃さないこと、小さな勇気を出してそれを指摘することです。この場合、直接使用者に言うのではなく、組合を通すことが大切です。過労で倒れても会社が責任を取ってくれるわけではありません。それどころか、仕事は過重ではなかったとか、別の要因があるとか、全く手のひらを返したような態度をとることが多々あります。「過労死」であることを認めさせること自体、大変な闘いとなります。 一人で悩んでいても解決できないことがありますね。仲間や組合に相談してみましょう。ヒントがつかめるかもしれません。周囲の知恵を借りることも必要です。
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